コクピットQ&A

TPMS B-11

ブリヂストンリテールジャパンが販売するタイヤ空気圧モニタリングシステム「TPMS B-11」。

Q

ビークルフリーって何ですか?

普段乗っているクルマのタイヤをランフラットタイヤに交換したいと思っています。先日、インターネットで少しランフラットタイヤについて調べていたら「ビークルフリー」という言葉を見かけました。これって何のことですか?

A

ランフラットタイヤをいろいろなクルマに取り付けようとする取り組みです。

ビークルフリーはランフラットテクノロジー採用タイヤ(以下ランフラットタイヤ)が非標準装着のクルマでも、後付けタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)と指定アルミホイール(純正アルミホイール含む)をセットすることで、ランフラットタイヤの装着を可能にし、さまざまな車両にランフラットタイヤの持っている強みを提供していこうというブリヂストンの取り組みです。

ブリヂストンのランフラットタイヤPOTENZA S001 RFT

ブリヂストンのランフラットタイヤは、パンクなどによって空気圧がゼロになってしまった場合でも、速度80 km/h以下で80 kmの距離を走行することができるタイヤです。万が一、タイヤがパンクしてしまってもハンドルをとられることなく、安全な場所まで走行して処置を行うことができます。乗り心地にも優れた次世代ランフラットタイヤPOTENZA S001 RFTは、その高い技術とパフォーマンスが評価され、BMW1シリーズや3シリーズに標準装備されています。

ビークルフリーは、この次世代ランフラットタイヤPOTENZA S001 RFTと次項で紹介するランフラット対応ホイール、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)のセットによって実現されます。

次世代ランフラットタイヤPOTENZA S001 RFT

次世代ランフラットタイヤPOTENZA S001 RFTは、POTENZA S001と遜色のない乗り心地を実現している。

※POTENZA S001 RFTに関する詳しい情報はコチラ
POTENZA S001 RFTの装着対象車種はコチラ

ランフラット対応ホイール、TPMS、ランフラットタイヤで安全な走行を

ランフラットタイヤが標準装着されていないクルマにランフラットタイヤを装着する場合、ランフラットタイヤ以外にランフラットタイヤ対応ホイールとタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)が必要になります。ランフラットタイヤ対応ホイールは、タイヤがパンクした際にホイールから外れないようにするため、リムの強度を十分に確保しています。

一方、TPMSはホイールに取付けられたセンサーがタイヤの空気圧を検知し、車室内に取り付けられた受信機へ電波で圧力値を送信。異常時にはドライバーに警告を知らせるシステムです。この両者をセットで取り付けることにより、ランフラットタイヤが標準装着されていないクルマでも装着が可能になるのです。 それによってパンクによるさまざまなトラブルを未然に防ぐことができ、安心して愛車の走りを楽しむことができるようになります。

TPMS B-11:受信機のランプ

TPMS B-11の場合、室内に取り付けた受信機のランプが黄または赤に変わることによって空気圧の異常を知らせる。

prodrive GC-012L

ランフラット対応ホイールのひとつであるprodrive GC-012L
(一部サイズで対応)

装着可能車種も随時拡大

現在、取り組みが広がりつつあるビークルフリーですが、まだすべての車種にランフラットタイヤが装着可能というわけではありません。その理由がホイールとタイヤです。前項で紹介したようにランフラットタイヤ非標準装着車にランフラットタイヤを装着する場合、対応のホイールが必要となります。加えて、ホイールに適合するランフラットタイヤが必要となりますが、サイズによって装着ができないためです。

今後、対応車種は拡大していく予定ですが、装着を希望されるクルマへの対応状況など、ビークルフリーについてご不明な点がある際は、ぜひお近くのコクピットまでお問い合わせください。

※一部の店舗ではお取り扱いしていない場合がございます。

POTENZA S001 RFTの詳しい情報はこちら
関連記事を検索する
  • フリーワード

page top

FacebookもチェックCOCKPITオフィシャルFacebookアカウント

InstagramもチェックCOCKPIT・タイヤ館オフィシャルInstagramアカウント